ほんのちょっと当事者
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ローン地獄、児童虐待、性暴力、障害者差別、
看取り、親との葛藤…「大文字の困りごと」を
「自分事」として考えてみた。
「ここまで曝すか! 」と連載時より大反響の明るい(?)社会派エッセイ
わたしたちが「生きる」ということは、「なにかの当事者となる」ことなのではないだろうか。…みんなが隣にいる誰かへの想像力をもつようになれば、まわりまわって思いもかけない方向から、誰かがわたしの小さな困りごとを助けてくれる気がする。そういうのってなんだか素敵で、とてもふくよかな社会に思えるのだ。――「まえがき」より。
***作家さんや書店員さんなどから感想続々! ***
いやぁ、めちゃおもしろい。ユーモアあり、シリアスあり、社会考察あり。これぞ関西人の諧謔と韜晦です。平明・的確な文とあいまって、ほんと巧いですね。まさにストライクでした。タイトルも秀逸。ひさびさに楽しいエッセイを読みました。
――黒川博行さん・作家
タイトルから内容を誤解していました。
100%でなくてもいいから、少しでも当事者意識を持ちましょう、と、そんな話かなと思っていたのですが、中身はまるでちがう。
本書を読んで、自分が少し変わったように思います。
これまでなかなか持つことができなかった相手に対する「想像力」(通り一遍でない心からの)を、わずかながら持てるようになった気がするのです。
――久坂部羊さん・作家
(第7章を読んで)
現在から自分の過去を見渡せば、反省することだらけ。足りなかった自分も、社会が進んでいる証だとしたらいいな。これからも反省しまくろうと思う。
――後藤正文さん・ミュージシャン
(第6章を読んで)
青山さんの文章のように正直な、誠実なことばにふれることは、助けであり、救いです。
―― 牟田都子さん・校正者
高校生の時、自分自身が「当事者」になったことがある。異変に気づいた母が、泣きじゃくる私をハグしてくれた。決して仲良し親子ではないし、後にも先にもそんなことは二度とないのだが、今にして思えば、あの時のハグに救われた自分がいた。この本は、青山ゆみこさんから私たちへのハグだ。とてもあたたかな。そんなハグができる人が、ひとりでもふたりでも、増えるといい。
――小倉みゆきさん・スロウな本屋
たくさん線を引きました。たくさん引きすぎて、「このことばが!」と書き連ねることができないくらいの量です。(略)線を引いた箇所が増えるたびに私自身が私に一歩踏み入れられる「ほんのちょっと当事者」になれたのではないかと思います。
ちょっとだけ視野の広がった私は、これから世界をまた違った景色で捉えることができると思うのです。
――横田かおりさん・本の森セルバ BRANCH岡山店
****メディアでも話題! ****
本書は著者の体験談を中心に語られているが、それだけではなく、いざ、自分が“困りごとの当事者"になったときに頼れる具体的な相談の窓口や、活用できる社会制度なども書かれている。
生きづらいと言われる社会で、少しでも明るく生き抜くためのヒントが詰まっている一冊。
――中江有里さん・女優(2019年12月18日、NHK総合「ひるまえほっと」)
暗いテーマだが、読みやすく、親しみの持てる文体に引き込まれる。誰もが、当事者になる可能性があり、彼女の向き合い方は一つの道標になるだろう。
――平川克美さん・文筆家(2019年12月22日、北海道新聞)
ど真ん中の当事者としてだけでなく、こういった「ほんのちょっと当事者」的な生き方が、アホで性悪だった青山ゆみこ(←あくまでも推測です)を大きく成長させてきたにちがいない。拍手を送りたいほどに感心した。
――仲野徹さん・大阪大学教授(2019年12月27日、HONZ書評「赤裸々な告白から学ぶアホと性悪からの脱出法『ほんのちょっと当事者』は世の中を良くするための処方箋だ! 」)
読んでいてグッとくるのは、他人事のように思えても、よく考えると自分の足もとと地続きであることを、自分自身の過去や日常を再点検しながら見つけだし、読者にさらけ出しているところだ。(略)ぼくだけでなく、たぶん多くの読者は「そういうことなら、自分にもある」と気づき、ハッとするだろう。
――永江朗さん・ライター(2020年2月号、MeetsRegional「永江朗の本の向こう側」)
苦い記憶として封印せず、さまざまな社会問題を自分に引き寄せながら考える術を身をもって示すために、赤裸々に、誠実に実体験を書く。だからこそというべきか、あらためて思い知らされる。私たちは、誰もがいつでも当事者になり得る可能性を持ちながら生きているのだ、と。(略)個人の視点を社会へダイナミックにつなげる圧倒的な筆力、そしてユーモア。生きづらさを抱えるひとにもまっすぐ届く。
――平松洋子さん・エッセイスト(2020年1月5日、北海道新聞 書評)
◎神戸新聞「著者に聞く」に著者インタビュー掲載(2019年12月22日)
◎女性セブン「魅惑の新刊レビュー」で紹介(2020年1月1日号)
看取り、親との葛藤…「大文字の困りごと」を
「自分事」として考えてみた。
「ここまで曝すか! 」と連載時より大反響の明るい(?)社会派エッセイ
わたしたちが「生きる」ということは、「なにかの当事者となる」ことなのではないだろうか。…みんなが隣にいる誰かへの想像力をもつようになれば、まわりまわって思いもかけない方向から、誰かがわたしの小さな困りごとを助けてくれる気がする。そういうのってなんだか素敵で、とてもふくよかな社会に思えるのだ。――「まえがき」より。
***作家さんや書店員さんなどから感想続々! ***
いやぁ、めちゃおもしろい。ユーモアあり、シリアスあり、社会考察あり。これぞ関西人の諧謔と韜晦です。平明・的確な文とあいまって、ほんと巧いですね。まさにストライクでした。タイトルも秀逸。ひさびさに楽しいエッセイを読みました。
――黒川博行さん・作家
タイトルから内容を誤解していました。
100%でなくてもいいから、少しでも当事者意識を持ちましょう、と、そんな話かなと思っていたのですが、中身はまるでちがう。
本書を読んで、自分が少し変わったように思います。
これまでなかなか持つことができなかった相手に対する「想像力」(通り一遍でない心からの)を、わずかながら持てるようになった気がするのです。
――久坂部羊さん・作家
(第7章を読んで)
現在から自分の過去を見渡せば、反省することだらけ。足りなかった自分も、社会が進んでいる証だとしたらいいな。これからも反省しまくろうと思う。
――後藤正文さん・ミュージシャン
(第6章を読んで)
青山さんの文章のように正直な、誠実なことばにふれることは、助けであり、救いです。
―― 牟田都子さん・校正者
高校生の時、自分自身が「当事者」になったことがある。異変に気づいた母が、泣きじゃくる私をハグしてくれた。決して仲良し親子ではないし、後にも先にもそんなことは二度とないのだが、今にして思えば、あの時のハグに救われた自分がいた。この本は、青山ゆみこさんから私たちへのハグだ。とてもあたたかな。そんなハグができる人が、ひとりでもふたりでも、増えるといい。
――小倉みゆきさん・スロウな本屋
たくさん線を引きました。たくさん引きすぎて、「このことばが!」と書き連ねることができないくらいの量です。(略)線を引いた箇所が増えるたびに私自身が私に一歩踏み入れられる「ほんのちょっと当事者」になれたのではないかと思います。
ちょっとだけ視野の広がった私は、これから世界をまた違った景色で捉えることができると思うのです。
――横田かおりさん・本の森セルバ BRANCH岡山店
****メディアでも話題! ****
本書は著者の体験談を中心に語られているが、それだけではなく、いざ、自分が“困りごとの当事者"になったときに頼れる具体的な相談の窓口や、活用できる社会制度なども書かれている。
生きづらいと言われる社会で、少しでも明るく生き抜くためのヒントが詰まっている一冊。
――中江有里さん・女優(2019年12月18日、NHK総合「ひるまえほっと」)
暗いテーマだが、読みやすく、親しみの持てる文体に引き込まれる。誰もが、当事者になる可能性があり、彼女の向き合い方は一つの道標になるだろう。
――平川克美さん・文筆家(2019年12月22日、北海道新聞)
ど真ん中の当事者としてだけでなく、こういった「ほんのちょっと当事者」的な生き方が、アホで性悪だった青山ゆみこ(←あくまでも推測です)を大きく成長させてきたにちがいない。拍手を送りたいほどに感心した。
――仲野徹さん・大阪大学教授(2019年12月27日、HONZ書評「赤裸々な告白から学ぶアホと性悪からの脱出法『ほんのちょっと当事者』は世の中を良くするための処方箋だ! 」)
読んでいてグッとくるのは、他人事のように思えても、よく考えると自分の足もとと地続きであることを、自分自身の過去や日常を再点検しながら見つけだし、読者にさらけ出しているところだ。(略)ぼくだけでなく、たぶん多くの読者は「そういうことなら、自分にもある」と気づき、ハッとするだろう。
――永江朗さん・ライター(2020年2月号、MeetsRegional「永江朗の本の向こう側」)
苦い記憶として封印せず、さまざまな社会問題を自分に引き寄せながら考える術を身をもって示すために、赤裸々に、誠実に実体験を書く。だからこそというべきか、あらためて思い知らされる。私たちは、誰もがいつでも当事者になり得る可能性を持ちながら生きているのだ、と。(略)個人の視点を社会へダイナミックにつなげる圧倒的な筆力、そしてユーモア。生きづらさを抱えるひとにもまっすぐ届く。
――平松洋子さん・エッセイスト(2020年1月5日、北海道新聞 書評)
◎神戸新聞「著者に聞く」に著者インタビュー掲載(2019年12月22日)
◎女性セブン「魅惑の新刊レビュー」で紹介(2020年1月1日号)