アルテリ 十一号

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これまで綿々と受け継がれてきた文学という流れはコロナ禍だからといって途切れることもなく、むしろそれさえも養分に変えて、過去の文学を参照しながら新しい流れになっていくのだから文化というものは人が生きていく為の芯のようなものだなと思います。
熊本から届きましたアルテリ11号。装画は坂口恭平さんのパステル画。38歳の石牟礼道子さんの日記、発行人である橙書店 田尻さんのフェミニズムをテーマにしたエッセイ、ペシャワール会理事で図書出版石風社の福元満治さんによる中村哲さんと火野葦平さんの話、坂口恭平さんの畑の話などなど。今号も必読です。

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熊本発の文芸誌「アルテリ」11号

(目次)
 佐々木幹郎 「沈黙をめぐる三つの断章」
 坂口恭平  「畑猫」
 川野太郎  「多重露光」
 渡辺京二  「石牟礼道子日記について」
 石牟礼道子 「日録」
 田尻久子  「新しい場所」
 福元満治  「農民への深い共感 中村哲と火野葦平」
 吉本由美  「浦野さんの話」
 小野由起子 「犬を送る」
 磯 あけみ 「山の時間」 
 浪床敬子  「水の道」
 水野小春  「ねんかかって/水路」