好きに食べたい

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食というのはやっぱり奥が深い。
環境問題、地球温暖化。世界中の争い、格差社会などなど、人間にまつわる問題は全て食にまつわるものであって、食が解決してくれると言っても過言ではないんじゃないかと思えてくるくらいだ。

ご存知、まぁまぁマガジン、エムエムブックス主宰の服部みれいさんによる食エッセイ。
3年間に及ぶ岐阜・美濃での著者によるあたらしい暮らしの実践の記録。塩むすびの宇宙的なエネルギーを感じたり、山の自然な空気のなかの氣の存在、元気が出るお味噌汁の力など食べることから、食べ物を通したコミュニケーション、食養生、畑のこと、買い物のことなどなど。世の中に様々溢れかえる食に対する考えを、どれも否定することなく受け入れ、自らの神性のようなものが想う「好き」に従って選んで行動している様子が生き生きと綴られたエッセイを読んでいると、やっぱり、すべての問題は食が解決してくれるんだな。と、そう思えてならない。


料理とは何か? 「おいしい」の秘密には何がある?

裏原宿から岐阜美濃へ移住し、消費中心の生活から、米、味噌、野菜、住まい、なるべく自分たちでつくる生活へ。

自分らしく生きる方法を求め25年間取材、執筆してきた著者が出会った"最先端"の味と暮らし。
キーワードは、〈正しい〉より〈楽しい〉。

都会と田舎、いまとむかし、便利と不便のあいだで自由にたのしむ食のはなし。あたらしい暮らしへの知恵と希望が満載!

(カバー・口絵撮影=川島小鳥)

第1章 いちじく礼賛
第2章 ただここに在る快感
第3章 かき氷でサボろまい
第4章 山の五目ごはん
第5章 フランス料理のことばかり
第6章 便利と不便の間で


著者 : 服部 みれい
出版社 : 毎日新聞出版
単行本 : 352ページ
発行年月 : 2020/12/19